用語解説 (WTI)
朝の金融情報(2023/5/16)
おはようございます。
本日は経済・金融に関する用語を解説します。
●WTI
WTIとは、ウェスト・テキサス・インターミディエイトの略で、アメリカのテキサス州で産生されている原油のことです。
世界で産出されている原油のたった1~2%の量しかないが、世界における原油価格の指標とされ、ニューヨーク原油とも呼ばれます。
WTIとは、テキサス州で産生される原油という意味ですが、多くの場合はこのWTIがニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で取引されているWTI先物価格のことを指します。
取引量と市場参加者が多いことから、原油価格の代表的な指標のひとつに数えられています。
WTI原油先物は、1983年5月にニューヨーク・マーカンタイル取引所に上場され、同取引所の主要商品となっています。
日本でもWTI先物価格に連動するコモディティETF(上場投信)などが購入可能となっています。
この原油価格の変動によって、企業の業績に大きく係ってくる業種などもあるので、ご自身が注目している企業が原油価格で業績が左右されるようでしたら注目しておくのが良いですね。
本日も頑張っていきましょう!
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