この日、発表されたアメリカの7月の卸売物価指数の伸びが市場予想を上回ったことを受けて、インフレを抑えるための金融引き締めが長期化するとの見方が広がりました。
日銀では当面、いまの大規模な金融緩和を継続するとの観測が根強いため、円安が進んでいます。
アメリカの7月の消費者物価指数が発表され、前の年の同じ月と比べて3.2%の上昇となりましたが、インフレは落ち着く傾向が続いています。パウエル議長が例年8月下旬に金融政策に関するシンポジウムで行う講演で、追加の利上げについてどのような姿勢を示すのかが焦点となります。
<今週の注目ニュース>
【日本】15日(火)国内総生産[GDP]発表
【日本】18日(金)消費者物価指数[CPI]発表
【米国】17日(木)FOMC議事要旨 発表
日本は夏休暇シーズンに突入しているため、株式市場や為替市場の動きが通常とは異なる動きになる可能性があります。本日は決算発表を控えている企業が多数あるため、発表のタイミング、株価の動きに注意していきましょう。