【昭和レトロ経済　あの頃の100円は、今のいくら？】

最近レジでふと、「あれ、こんなに高かったっけ？」と思う瞬間が増えました。
「昔はジュースが100円で買えたのに…」なんて。
そんな言葉に、令和世代はピンとこないかもしれません。
でも、昭和の100円には“重み”がありました。

例えば昭和40年（1965年）当時の1万円は、今の約4.6万円に相当すると言われています。つまり、駄菓子屋の10円ガムは、今なら50円以上の価値⁉

物価のタイムトラベル

• 牛丼：昭和60年 → 約400円／令和 → 約550円〜700円
• ポテトチップス：昭和 → 100g入りで100円／令和 → 60gで150円前後
• 映画館：昭和 → 1,200円／令和 → 1,900円前後
• 電車初乗り：昭和 → 120円／令和 → 210円〜

物価は上がっているのに、給料の伸びはそれほどでもない。昭和の高度経済成長期やバブル期とは違い、今は「じわじわ上がる生活コスト」に悩む時代です。

では、どのように生きる？

ここで大切になるのが「金融リテラシー」。

昭和は“貯金が美徳”だったけれど、令和は“資産を育てる”時代。お金の活かし方を学び、少しずつでも資産づくりを始めることが、未来の安心につながります。
さらに、資産分散もキーワード。株式だけでなく、債券、不動産、現金など、リスクを分散させることで、昭和の「一極集中型」から令和の「しなやか型」へと進化できます。

懐かしさは、学びの入り口

昭和の物価を振り返ることで、経済の流れやインフレの仕組みが自然と見えてきます。
“あの頃”を懐かしむ気持ちを、今をよりよくする知恵に変えていく。それが、私たちの世代に託されたバトンかもしれません。