用語解説(ToSTNeT)
朝の金融情報(2022/1/13)
おはようございます。
本日は金融投資に関する用語を解説します。
●ToSTNeT
ToSTNeT(Tokyo Stock Exchange Trading NeTwork System:トストネット)とは、東京証券取引所の市場のうち立会市場以外の市場を指します。
つまり、証券取引所の通常の取引時間(立会取引)以外に行われる取引のことです。
その他には、電子取引ネットワークシステムのことを示します。
主に機関投資家の大口取引やバスケット取引などに利用されます。
なぜこのような取引が行われるかと言うと、通常の立会取引で大口の注文を出すと相場への影響が大きくなります。
その為、立会外取引を利用して安定した価格で売買を成立させます。
ちなみに、東京証券取引所の立会外取引は、すべて”ToSTNeT”と呼ばれる電子取引で行われます。
よく企業が、自社株買いでToSTNeTを利用しますが、相場に影響を与えないために配慮された取引になっています。
本日も頑張っていきましょう。