米株と日本株の違い
朝の金融情報(2022/1/26)
おはようございます。
直近で米国や日本では、大幅に株が下落傾向にあります。
米国を代表する株価”ダウ”、日本を代表する株価”日経平均”。
この二つの違いについて解説します。
●ダウ平均株価
ダウ・ジョーンズ工業株価平均のことを意味することが多いです。
それはS&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズ社によって算出・公表されている、アメリカ・ニューヨーク株式市場の株式指数です。
ダウ平均は、アメリカを代表する30の優良銘柄によって構成されています。
しかし、実際に対象となっているのはアメリカのみならず、世界を代表する多国籍企業です。
そのためダウ平均は、世界経済を反映しているともいえますので、その動向は、世界中から注目を浴びています。
対象となる銘柄については、時代の流れを反映するために不定期の入れ替えが行われています。
銘柄例:アップル、ウォルト・ディズニー・カンパニー、ザ コカ・コーラ カンパニー、マクドナルド、マイクロソフト
※2020年時点
●日経平均
日経平均株価とは、日本経済新聞社が発表している株式指数のことです。
東京証券取引所で取引されている225の主要銘柄を対象としており、いずれも一部上場銘柄の中から選定されています。
そして対象となる銘柄は、原則として毎年10月に見直されています。
銘柄例:日本ハム、資生堂、三菱重工業、ソニー、トヨタ自動車
※2020年時点
となっています。
昨年までは、最高値を更新したダウ、一方最高値を更新できない日経平均。
”世界を代表する厳選された銘柄30社”と”日本を代表する225社”の違いが価格に表れていることが分かります。
日本も成長を遂げてほしいところですが、長期で積立などを行うのは米株も織り交ぜると安心感が高まりますね。
本日も頑張っていきましょう。