リスクヘッジは重要
朝の金融情報(2022/1/28)
おはようございます。
取引をされている皆さまは、リスクヘッジを活用されておりますでしょうか?
リスクヘッジとは、”起こりうるリスクの程度を予測して、リスクに対応できる体制を取って備える”ことです。
ヘッジとも呼ばれます。
これは、ご自身の資産を守っていく方法の一つでもあります。
株で例えてみましょう。
A社の株を持っていたとします。
A社にとって良くないニュースが流れたときに株価が下落することが予想できます。
単純にA社を売却する、利確・損切する方法もありますが、A社の株価が今後中長期で見れば上がる期待度が高かった場合、手放したくはないと思います。
そのようなときに、リスクヘッジを行えばA社の株を手放すことなく損失も最小限にとどめることができます。
単純なリスクヘッジの仕方は、同じA社の株を同数空売りすることです。
そうすれば、いくら値下がりしようとも損失は手数料だけでとどめることができます。
下落が止まったところで買い戻せば、下落する分の損失を補填することができます。
慣れてくれば、ヘッジ部分を購入数より多くして、逆に利益へと変えることもできます。
1月27日は日経平均が800円を超える下落が起きましたが、このような時にヘッジを使えると安心して保持することができます。
購入するだけでは、下落時に損失を被る可能性が高いので、いざという時のヘッジを活用できるようにしておくと良いですね。
本日も頑張っていきましょう。