用語解説 (つなぎ売り)
朝の金融情報(2022/2/17)
おはようございます。
本日は金融投資に関する用語を解説します。
●つなぎ売り
つなぎ売りとは、保有している銘柄の株価の下落が予想される場合に、保有している現物を売らずに、信用取引で空売りをすることによって値下がりのリスクを回避しようとする手法のことをいいます。
売ることができない株がありますが、今後の相場下落を予想した場合のヘッジ取引としても行われます。
保有株式の値下がりに備えるので”保険つなぎ”ともいわれます。
現物株を保有したまま、同数の株式を空売りすることで株価が予想通り下落した場合、現物株は損失を受けますが、それと同額の利益が空売りから生まれるため、株価の変動に対して中立的になります。
空売り後に株価が値上がりしてしまった場合には、保有している現物株を引き渡すことによって損失の発生を防ぐことができます(現渡し)。
つなぎ売りは、株主優待などが受けられる所有している株を手放したくない場合などに活用が出来ますが、売買手数料や底打ちのタイミングを見計らっての買い戻しは難しいので、経験を積んで使えるようにしたいですね。
本日も頑張っていきましょう。
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