ついに米国利上げ開始?
朝の金融情報(2022/3/16)
おはようございます!
本日、夜27:00の米国FOMC決定会合のあとに政策金利の発表があります。
直近の米国の雇用統計や物価上昇率の数値から政策金利は上昇すると市場では見られています。
政策金利がどのくらい重要か?
これはとても重要で、相場に大きくと影響を与えます。
具体的には、下記などがあります。
①ドル高傾向
②株価下落傾向
①ドル高傾向
資金は金利が低いところから高いところに流れるのが基本的です。
例えば、2つの銀行(A、B)があり、Aの金利は0.001%で、Bの金利は3%だとします。
※A,Bの銀行の信頼度、安心度は同じだとします
皆さんはA,Bどちらの銀行にお金を預けますか?
まず間違いなくBの銀行にお金を預けるかと思います。
この観点から、米国の金利が上がることによって、米ドルが買われて、ドル高傾向に進みます。
②株価下落傾向
企業は金融機関などからもお金を借りて事業をします。
したがって、金利が上昇することにより、借りるお金の金利が上がってしまうと、企業にとっては負担になるので、株価は下落傾向になります。
金利上昇だけを考えれば、上記の傾向にありますが、実際は現在のロシア・ウクライナ問題やコロナウイルスの影響など様々な要因で相場が動くので、色々な材料を加味して相場を見ていく必要があります。
今、相場では0.25%利上げされるのではないか?と思われています。
突然のダブル利上げ(0.5%)の発表がある場合は、さらに相場はボラティリティーが高くなります。
注意しておきたいですね。
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本日も頑張っていきましょう!
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