失われた30年間
朝の金融情報(2022/8/10)
おはようございます!
よく、日本経済は”失われた30年”という言葉が用いられることがあります。
これは、何を示しているのかを簡単に解説します。
一言でいうとほぼ経済成長していないということです。
通常、国・経済は発展していきます。
良いサイクルとして、人口が増加し、雇用が増え、賃金が増加し、物価が上がる
というようなサイクルが起これば、経済成長に繋がります。
平成元年(1989年)~令和元年(2019年)の30年間における社会の変容は以下になります。
高齢化:1489万人 → 3589万人
出生率:125万人 → 87万人
未婚率(35歳~39歳):男19.1%、女7.5% → 男35.0%、女23.9%
平均世帯人員:2.99人 → 2.33人
非正規雇用者数:817万人 → 2165万人
1世帯当たり平均等価所得:368.7万円 → 346.0万円
このように、少子高齢化が進み、非正規雇用労働者が急増、雇用者に占める非正規の割合も倍増しています。
それにも関わらず、賃金が上昇していないことが問題です。
現在30年以上も失われているなかで、今後も状況が変わらず、もしくは更なる悪化が懸念されます。
国だけに頼る時代は既に終わっており、リスクがあります。
自分で稼いでいける知識と技術、学びを深めて将来に備えましょう!
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