資産とインフレ
朝の金融情報(2022/8/19)
おはようございます!
本日は、【資産とインフレ】について解説したいと思います。
インフレは以前の回でもご説明しましたが、モノの価格が上がり、相対的にお金の価値が下がるということになります。
実は、今、全世界的に金融緩和バブルという状況が続いていて、先進国の中央銀行が中心となって、コロナの経済的打撃を回避するためにお金を刷って、市場に供給してしまっているのです。
総額は、ここ2〜3年で3000兆円以上と言われています。なので、全世界の債務(借金)が急激に膨れ上がってもいます。
そうなると、お金が余ってくるような状況になるのですが、最終的には、国際金融資本家、グローバル企業にそのお金が集まってきます。そして不動産、株、金などの貴金属のような資産が買われ、それらの価格が上がってくるという構造になっているのです。
資本家、富裕層は、現金をたくさん持つということを嫌います。お金の価値がいつ下がっても大丈夫なようにさらにお金を産む資産に現金を変えておくリスク分散を徹底して行っているのです。
だから、世界的に地価、株価、貴金属などの資産価格が上昇し、”資産インフレ”という状況も起こっているというのが今の現状になっているのです。
日本もデフレが続いているのですが、やはり日本円の供給量は増えていますので、資産インフレが起きています。
ただ、この金融緩和バブルが弾けるようなことがあると、一気に全てのモノの価値が一旦下落することも考えられますので、資産運用も慎重に行うことが重要です。
DRAGON TRADERS Clubでは、株、不動産、金などの貴金属、に対するグローバルな金融リテラシーを身につける講座もしっかり用意しておりますので、ぜひ、学びを深め、資産保全・運用を行なってまいりましょう!
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