FTXショック
朝の金融情報(2022/11/18)
おはようございます。
先日、世界3番目に大きな暗号資産取引所FTXが破綻危機になり、日本で言う民事再生法をとりました。
このことで、暗号資産に不安が広がり、ビットコインはいちじ20%以上の大暴落が起こりました。
FTXといえば、広告塔に大谷翔平氏や大坂なおみ氏で有名でご存知の方もおおいかもしれないですね。
なぜこのようなことが起きたか解説します。
FTXのサム・バンクマンフリード前最高経営責任者(CEO)は、FTT(FTXのトークン)を担保に自身の事業先にお金を貸して、投じていたとのことです。
そして、このFTTは、顧客の資産を使っていたのです。
通常、顧客資産は、返金できるように分別するのが一般ですが、それを混同していました。
自身の事業が失敗したので、顧客への返金も出来ない状況となり、破綻危機となりました。
大手の破綻はリーマンショックをイメージされる方が多いと思いますが、今回はたまたま暗号資産の分野でおきました。
原因としては、経営者の運営・管理によって起こったこととなります。
しっかりとした事業・運営が大切と言うことが分かりますね。
便利で将来活用されていくことが期待されている暗号資産ですが、大手でもこのようなことが起こり得ます。
普段、使ったり取引を活発にされない方は、コールドウォレットなどご自身で保管するのが安全ですね。
コールドウォレットの使用方法は、ドラゴン勉強会にあるので、上手に活用ください。
本日も頑張っていきましょう!
今後のドラゴンセミナー・イベント
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