「資産所得倍増プラン」 正式決定

朝の金融情報（2022/11/30）

おはようございます。

先日、11月28日、政府は”資産所得倍増プラン”を正式決定しました。

これは、NISA（少額投資非課税制度）を活用して、株など金融商品から得られた利益に税金がかからない仕組みを拡充し、”貯蓄から投資へ”資産を分散していく狙いです。

資産所得倍増プランには2つの目標が掲げられています。
・第一に、投資経験者の倍増を目指す。具体的には、5年間で、NISA総口座数（一般・つみたて）を現在の1,700万から3,400万へと倍増させる
・第二に、投資の倍増を目指す。具体的には、5年間で、NISA買付額を現在の28兆円から56兆円へと倍増させる。その後、家計による投資額（株式・投資信託・債券等の合計残高）の倍増を目指す

つまりは、税額が掛からない枠を増やして、投資へ参入しやすくし、貯蓄から投資へ促すといったものです。

ここで大きな問題となってくるのが、2点あります。
①一つ目が、金融教育を受けていない、金融知識がない日本人が急に投資をしろと言われても損をしてしまうリスクが非常に高いということです
②二つ目が、経済成長がほぼしていない日本市場ではゼロサムゲームになってしまう可能性があるということです。

以上の2つの問題は下記が必要になります。
①は、やはり取り組む前に金融知識の基礎を抑えて、少額から実践しながら学びを深めていくことです。
いきなり大きな金額で投資に挑んだ時に、損をすると今後資産を増やすチャンスがあるのに、1回や2回の取引で損して次への投資が出来なくなってしまします。人任せにせず自身の知識を高めていくことが重要です。
②は、確度の高い銘柄選定、テクニカル分析やタイミングを見れる力を身に付けることです。
1989年日経平均が最高値を取って以来、最高値を更新していません。経済成長が出来ていない現状があります。
つまり、同じレンジの中を上がったり、下がったりする間で参加者同士でお金を取り合っている状態（ゼロサムゲーム）になっています。
この中で、資産を増やしていくには、確度の高い銘柄選定、テクニカル分析やタイミングを見れる力を身に付けることです。

特にNISAを使用して損をすると、普通に投資をして損をするより、”さらに大きな損”になってしまうので、”使いどころがとても大事”になります。

ドラゴンでは、上記の問題を抑えて資産を増やす学びを提供しています。

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