金利上昇による相場の変化
朝の金融情報(2022/1/7)
おはようございます。
相場が大きく変動しています。
1月6日ではNYダウは上昇し、ナスダックが大きく下落をしました。
これは、米国の金利上昇による要素が大きくあります。
米国金利上昇による起こりやすい傾向
・ドル高
・グロース株が売られやすい
・輸出する企業に恩恵
米国では、金利上昇中ですが、年内に3回から4回の金利上昇を行うとの予測が出ています。
金利が上昇するとどのような動きになりやすいかというと、
株式では、金利が上昇すると”グロース株が下落”しやすくなります。
グロース株は成長途中企業です。
会社の発展を重視することを主体にしている企業が多いので、銀行などからお金を借りて成長をする動きを取ります。
金利が上昇すると、成長企業はお金を借りずらくなるので、成長が減速ぎみになることからグロース株が売られる傾向になります。
セクターによっては有利な企業もあります。
金利上昇により、銀行株や保険株などは利ザヤが取りやすくなるので、恩恵を得やすいです。
為替では米国が金利上昇すると、米ドルが高くなります。
これによって、ドル円は現在も上昇傾向にあります。
円安ドル高になると恩恵を得やすい企業も有り、トヨタなどは輸出が多くあるので、恩恵を得やすく、1月6日にはトヨタは最高値を更新し続けています。
ニュース内容を理解し、それに応じた適切な資産保全を行っていくのが重要ですね。
本日も頑張っていきましょう。