詐欺に注意！ 企業広告掲載の高額料金請求

朝の金融情報（2022/1/14）

おはようございます。

昔から途絶えることのない詐欺被害ですが、その時代時代に合わせた多数の種類があります。

●企業広告掲載の高額料金請求
手口としては、見本市関連の企業ダイレクトリー出版社からFAXやメール添付ファイルで送られてきます。

指示に従い、内容を修正して返送すると、広告掲載に同意したので、掲載料数万円～数十万円を指定口座に振り込むよう要請されます。

記事修正用フォームの下部に「返信をもって有料広告掲載を受諾する」旨、見えにくい小さな文字で記載されています。

これを無視、放置していると、現地で訴訟を起こすとの警告書面が送られ、不安に駆られて先方の言い寄越す延滞料を含む高額な料金を振り込んだ事例があります。

対策としては下記があります。
・勧誘が入った場合、自社情報のダイレクトリー掲載がマーケティングの観点で有用であるかを検討
・料金発生の有無や金額、利用条件を念入りに確認する
・出版社の業容やクライアント、評価をHPやインターネット情報等で確認する
・仮に先方の言うままに校正記事を返送し、請求書や警告文が送られてきた場合には、これを無視する

数回にわたり、色々な手口の詐欺を紹介してきましたが、該当するものがあればまずは相談・確認を行いましょう。

本日も頑張っていきましょう。