用語解説(セリング・クライマックス)
朝の金融情報(2022/2/1)
おはようございます。
本日は金融投資に関する用語を解説します。
●セリング・クライマックス
セリング・クライマックス(Selling climax)とは、中長期的な下落相場の最終段階において、取引参加者の大半が弱気一色となって大量の売り注文をマーケット(市場)に出し、相場が急落するような局面(状況)をいいます。
セリクラと略されるて使用されることが多いです。
予期せぬ大きな悪材料がきっかけになって発生することが多く、市場では総悲観やパニック(心理的恐怖感)となって売り一色となり、、追証などが発生して売りが売りを呼ぶ展開となり、さらに連鎖的な一斉売りによって大暴落となることが多いです。
過去の事象では、リーマンショックやコロナショックなどがあげられます。
暴落が続くことがありますが、大底まで落ちると、相場は急上昇に向かいます。
下落している最中は、押し目買いするのは危険ですが、下げ止まった際にエントリーしていくのはチャンスに繋がりますね。
本日も頑張っていきましょう。