ウォーレン パフェットの考え “安全域”
朝の金融情報(2022/4/27)
おはようございます!
本日は、世界3大投資家の一人、ウォーレンパフェットの投資に対する考え方、手法を一部ご紹介します。
パフェットの投資の考え方の一つに”安全域を持つ”というものがあります。
こちらは株式での考え方になりますが、安全域というのは、”現在の株価と企業の本質的価値との差額の領域”のことです。
短期的な株価は一種の人気投票のようなものであり、必ずしも正確な価値を反映するとはいえません。
したがって、短期的な株価は読むことはできないものの、長期的には株価は本来の価値と等しくなっていくという考えの下、割安株に資金を投入するバリュー投資という考え方、これが”安全域”の考え方です。
バフェットはこの”安全域”を常に意識しながら投資をしています。
株価は常に、その企業が持つ本当の価値と同等の価格とは限りません。
その企業が持つ価値以上に過大評価されることもあれば、驚くほど株価が低迷することもあります。
パフェットは、その企業の株価が低迷し、企業価値と株価が大きく乖離かいりしたときが最大のチャンスと考え、その段階で投資を行えば投資の持つリスクを低く抑えることができます。
では、その企業価値を測るにはどうすれば良いのか?
企業価値を算出するための方法は、以下です。
①コストアプローチ(企業が持つ資産に基づいた算出方法)
②インカムアプローチ(キャッシュフローに基づいた算出方法)
などの手法がありますが、詳細は割愛します。
いずれにしても自分が投資しようとする企業について、その企業価値をおおまかにでも理解・把握することが安全域を知るためのポイントとなります。
パフェットは、こうした企業価値について自分がきちんと算出できる分野であることが大切と考えています。
どんどん学びを深めて、企業価値を判断できるようになるのも面白いですね。
加えて、そのような知識が付くことで、ご自身のビジネスにも活かすこともできる可能性があります。
本日も頑張っていきましょう。
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