市場と今週の注目ニュース 2022/8/29
朝の金融情報(2022/8/29)
おはようございます。
日経平均:28,641.38 -288.95(1.00%)
NYダウ:32,283.40 -1,423.34(4.22%)
NASDAQ:12,141.71 -563.51(4.44%)
S&P500:4,057.66 -170.82(4.04%)
ドル円:137.66 +0.7640(0.5581%)
ビットコイン:2,782,061.88JPY -69,412.951(2.434%)
※価格は前週比です
先週は、日経平均及び米国指数揃ってマイナスとなりました。
日経平均は1%程度の下落、米国指数は4%以上の大暴落となりました。
ドル円は1ドル=137.66円と再び円安傾向に進んでいます。
ビットコインは、2.5%程度の下落となっています。
先週中盤までは各指数上昇傾向にありましたが、週末のジャクソンホール会議にて、米FRBパウエル議長の利上げについての”タカ派コメント”にて市場は下落となりました。
パウエル議長の発言内容としては、
・物価の安定を回復するには、景気抑制的な政策スタンスを一定期間維持することが必要となる可能性が高い
・物価安定の回復にはしばらく時間がかかるほか、需給バランスを改善させるため政策手段を強力に活用することが必要となる
・金利上昇と成長減速、労働市場環境の軟化はインフレを鈍化させるが、家計と企業に痛みをもたらすことにもなる
つまり、金利上昇は家計と企業に悪影響を与えることになるが、インフレを抑制するためには、一定期間の金利上げを継続する必要があると言っています。
加えて、”早すぎる金融緩和に距離”ということで、直ぐには金融緩和に移行しないとのコメントから市場予測とは乖離があり、市場下落へと繋がりました。
今週の注目ニュースは、米国では、水曜日21:15~ADP雇用統計の発表、木曜日23:00~ISM製造業景況指数の発表、金曜日21:30~雇用統計の発表があります。
先週金曜日の急落が週明けの日本市場にも大きく影響する可能性がありますので、注意が必要です。
本日も頑張っていきましょう。
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