パウエル議長発言 利上げペースは不透明
朝の金融情報(2022/11/4)
おはようございます。
11月3日(木)3:00にFOMCで政策金利の発表があり、想定通り0.75%引き上げました。
その後、パウエル議長の発言がありました。
発言内容の一部や読み取れる内容は下記です。
・「金融引き締めの累積効果」を考慮し、今後の利上げ幅がより小規模なものになる可能性を示唆
・「長期的なインフレ率の2%回帰に向け、十分制約的な水準」に設定することを意図する文言が追加
・利上げペースを見直す時期が「到来しつつある」とし、「早ければ次回(12月)もしくは、その次の会合かもしれない」
・次回会合での政策判断について「まだ何も決定していない」
・利上げの「一時停止を考えるのは非常に時期尚早だ」
・FRB当局者が前回9月の会合で予想した水準を超える可能性が十分にある
・物価上昇圧力の緩和は緩慢なペースにとどまっており、年内の「ソフトランディング(軟着陸)」の機会は狭まっているとした。
・「利上げペースをいつ緩めるかという問題は、政策金利をどれだけ高くかつ長く制約的に保つかという問題よりはるかに重要ではない」
・引き続き「インフレリスクを注視している」
つまり、近々、利上げペースは少し緩める可能性はあるが、最終的な利上げの最大幅はインフレの状況次第で、もっと上に引き上げる可能性があります!
っと読み取れます。
これにより、3日のNYダウは500ドル以上の下落、日経平均先物は300円程度下落となり、市場での不安が読み取れます。
今後も米国経済指標により大きく市場が変動することが予想されます。
しっかりと指標・ニュースに注目していきたいですね。
本日も頑張っていきましょう!
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