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日本金融緩和修正 日本株暴落

日本金融緩和修正 日本株暴落

朝の金融情報(2022/12/21)

おはようございます。

日本銀行は20日の金融政策決定会合で、金融緩和政策の修正を決めました。

これまで、日本は長期金利(10年国債金利)の上限と下限を0.25%程度を保っていました。

今回の修正で、上限と下限を従来の0.25%程度から0.5%程度に拡大します。

これは実質利上げと市場と読み取り、”事実上の金融引き締め”と捉えられています。

このことでの市場の反応は下記になります。

・長期金利は0.46%に急上昇し、債券先物はダイナミック・サーキットブレーカーが発動されて取引が一時中断
・ドル円は、1ドル=137円台前半 → 1ドル=132円程度となり、短期間で5円以上も動きました
・日経平均は、-669.61安で2.46%の暴落、グロース株中心のマザーズ指数は‐4.71%の大暴落。ちなみに値上がり銘柄数は468社、値下がり銘柄数は3612社となりました。

なぜこのような動きとなるかといいますと、金利が引きあがることによって、融資を受けている企業は返済するために引きあがった金利分も支払いが必要になります。

そのため、企業にとっては負担となります。

多くの企業は融資を受けており、金利が引きあがると不利になります。

よって、”金利引き上げ=株安”となります。

さらに、円高になることによって、トヨタなど輸出が多い企業にも不利となっています。

金利上昇によって、恩恵を受ける企業と不利になる企業は下記です。

恩恵あり:銀行業、保険業、輸入が多い企業など
デメリットが多い企業:不動産、ハイテク系、輸出が多い企業

株取引をされている方は、特に上記は意識しつつ、本格的な金融引き締め相場になると下落トレンドとなる可能性が高いので、ヘッジ(空売り)なども扱えるようにしておくと、資産を守りつつ取り組んでいけるのではないかと思います。

本日も頑張っていきましょう!

 

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