用語解説 (ドル円)
朝の金融情報(2023/1/31)
おはようございます。
本日は金融、経済、通貨に関する用語を解説します。
●ドル円 USD/JPY
ドル円とは、アメリカの中央銀行で発行されている通貨(ドル)と日本の中央銀行で発行されている通貨(円)の交換比率(為替レート)を表したものになります。
1ドル=130円 などような形で表現されます。
この場合、1ドルは130円と交換できる、130円で1ドルと交換できる、ということになります。
1ドル=130円を基軸にしたときに、1ドル=131円となれば”円安”、1ドル=129円となれば”円高”と表現されます。
2023年1月30日時点では、ドル円は、世界で取引量の多い通貨ペア第2位となっています。(1位はEUR/USD (ユーロ/米ドル)です)
通貨はその国の経済力に関係しており、例えば米国経済が成長をして、日本経済が衰退した場合、ドルの価値が上昇し、円の価値が下落するので、円安・ドル高になっていきます。
加えて、通貨は経済に大きな影響を与える為、円安になれば輸入しているものの値段が上がり、企業で輸入しているものの値段が上がり、それが生活で使用しているものの物価の上昇にも繋がり家庭を圧迫します。
一つに通貨しか持っていない場合、その国が経済悪化や衰退などした場合、通貨価値が下がってしますので、複数の通貨を持つことが資産を守る一つの手段となります。
世界視点で、大事な資産を守っていきたいですね。
本日も頑張っていきましょう!
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