用語解説 (カントリーリスク)
朝の金融情報(2023/3/2)
おはようございます。
本日は金融・経済・投資に関する用語を解説します。
●カントリーリスク
カントリーリスク(Country Risk)とは、特定の国に対して投資や融資などを行う際におけるリスクのことです。
ソブリンリスクとも呼ばれます。
一般的には投資先の国の政治・経済・社会的不安などの混乱により投資した資金等の回収が困難になったり、投資した商品価格が下落することにより損失を被るリスクを指します。
カントリーリスクの具体的な例としては、政府の政策変更による民間財産の没収(国有化)や、海外送金ができなくなるなどが挙げられます。
こういった投資先の国家における政治経済の混乱等を原因とするリスク、つまり投資先の主体における個々の運営等とは無関係に現れるリスクを指します。
例えば、当時のジンバブエでは、ハイパーインフレがおこり、ジンバブエドルの価値は”数兆分の一”の大暴落となった事例があります。
経済情勢が不安定な国はリスクが大きいですが、勢いのある発展途上国はとても魅力的なものがあります。
国の状態を理解した上で投資をしたいですね。
本日も頑張っていきましょう!
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