新日銀総裁就任会見

朝の金融情報（2023/4/11）

おはようございます。

今週から、日銀総裁は新しく植田和男新総裁として就任しています。

そして、昨日10日夜に就任会見を行い発言をしました。

発言内容の結論としては、【ＹＣＣとマイナス金利は継続適当】ということで、黒田総裁の方針を継ぎ現状維持の姿勢示しました。

植田新総裁の発言としては以下が主です。
・日銀の使命である物価の安定と金融システムの安定の実現に向け、力を尽くしてまいりたい
・現状の経済・物価・金融情勢を鑑みると、現行のＹＣＣを継続するということが適当
・これまでの措置の効果や市場の動向については、今後も見極めていく必要がある
・現状では経済にとって最も適切と考えられるイールドカーブの形成を実現するための仕組みだ
・副作用に配慮しつつ、より持続的な金融緩和の枠組みが何かということを探っていく
・現在の基調的なインフレ率がまだ２％に達していないという判断の下では、継続するのが適当である

この発言を受けて市場は反応し、ドル円は1.5円以上円安に傾き、１ドル＝133円台まで上昇しました。

加えて、日経平均先物など株価は多少上昇をしました。

今後の政策金利によって、株式市場や為替市場に変動が起こりますので、植田新総裁の政策に注目していきたいですね。

基本的には、
【金融緩和＝株価上昇】
【金融引き締め＝株価下落】

となる傾向です。

しっかりとニュースに着目し、動向に対応しましょう。

本日も頑張っていきましょう。

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