用語解説 (CFD)
朝の金融情報(2023/4/18)
おはようございます。
本日は金融・投資に関する用語を解説します。
●CFD
CFD(Contract For Difference)とは、差金決済取引のことです。
証拠金を取引業者に預けて、株式、株価指数、債券、コモディティなど幅広い投資商品に差金決済により投資ができます。
ヨーロッパにおいては株式取引の中でも多くのシェアを占めているという取引方法です。
外国為替証拠金取引(FX取引)も為替のCFD取引であるといえます。
差金決済取引であるため、取引業者に証拠金を預託し、実際の現物(原資産)の売買は行わずに、売買の差額による差金のみを取引します。
たとえば、ある株式を100万円で購入し、120万円で売却する場合、現物株取引の場合は、100万円が移動し、それを120万円で売ることで20万円の利益が得られます。
CFD取引の場合、100万円で買うというポジションを持ち、それを120万円で決済するだけで、実際に動くのは20万円の差金のみです。
CFD取引のメリットは単一の商品で、世界中の株式、株価指数、コモディティ、債券、為替など幅広い商品に対してアクセスが可能であることが挙げられます。
デメリットは仕組がやや複雑、レバレッジをかけれるので倍率設定に注意が必要などがあげられます。
リスク管理をしっかりと行えば、魅力的商品を取引することが出来ます。
実践前にしっかりと学び、理解が大切ですね。
本日も頑張っていきましょう!
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