「絶対損はしない」 には要注意！

朝の金融情報（2023/4/21）

おはようございます。

「絶対、損はしない！」には要注意。

都内に住む50代後半のA子さん（独身）は退職金の1500万円を銀行員に言われるがまま投資信託を購入しました。

その結果、評価は半額近くにまで下落しました。

なぜこのようになったかというと、元本を取り崩して支払われる元本払戻金（特別分配金）が「タコ足配当」であるという事実を理解できなかったためです。

「利息だけで預金は大きく増えている」と錯覚し、その結果、銀行の言いなり状態になって売買を繰り返してしまったのです。

金融庁も「顧客本位の業務運営に関する原則」によって、各金融機関が自分たちの利益の為だけでないように指導・監督を強化していますが、未だに顧客本位ではない営業をする金融機関もあるようです。

こういった事象はかなり多くあり、改善するためには、「一人一人の金融リテラシーを強化すること」が重要です。

しっかりと学ぶことが大事ですね。

本日も頑張っていきましょう！

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