用語解説 (サーキットブレイカー)
朝の金融情報(2023/6/27)
おはようございます。
本日は金融・投資に関する用語を解説します。
●サーキットブレーカー
サーキットブレーカー(Circuit Breakers)とは、取引一時停止措置のことです。
主に、先物市場やオプション市場などで相場が大きく変動し、過熱してきたときに投資家の過熱感を鎮め、冷静な判断の機会を設けるために取引所が講じる措置のことです。
取引所が強制的に発動する取引停止措置(パニック売りを抑えることを目的とした制度)。
株で言う、値幅制限もサーキットブレイカーの一種です。
この制度は、米国のブラックマンデー(1987年)をきっかけにニューヨーク証券取引所で取り入れられました。
東京証券取引所では、1994年から導入されました。
ちなみに、2020年3月には、新型コロナウイルス感染拡大によるパニックムードを抑えるために、米国と日本でたびたびサーキットブレーカーが発動しました。
資産を守るために、サーキットブレイカー発動前には決済できるように対策(逆指値など)をしておくのも一つですね。
本日も頑張っていきましょう!
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