｢心を育む経営｣について

皆様、おはようございます！

経営において｢心｣は欠かせないものです。
本日は、私が体験した心温まるエピソードと共に、経営においての｢心のあり方｣について皆様と共に深堀りしていきたいと思います。

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先日息子と公園で遊んだ帰り道の事。
横断歩道を渡る私たちのために、一台の車が止まってくれました。

嬉しそうに子ども用バイクにまたがる息子をそっと急かしながら、私はその車に感謝を伝えようと運転手に目を向けました。

すると、そこには運転手と助手席に座る女性が、よちよちと一生懸命バイクをこぐ息子に満面の笑みと拍手を送ってくださっていました。
その心温まる一幕は、私の心に深く響きました。

更に運転手の女性は、わざわざ窓を開け
「急かしちゃってごめんねー！」と爽やかに謝りながらも笑顔を絶やさず、助手席の女性も見えなくなるまで拍手をしてくださっていたのです。

彼女たちの何気ない行動と言葉が、その日の私の疲れを吹き飛ばし、心を軽くしてくれたのです。

ちょっとした出来事でしたが、彼女たちの行動や心遣いは、ビジネスにも通ずるものがあると感じます。

ビジネスの世界では、成功するためには戦略やスキルが重要とされがちですが、それに匹敵する、あるいはそれ以上に重要なのは「相手を想う心」です。
壮大なことでなくとも良い、相手のために何ができるかを常に考え、微笑み一つでさえも相手に影響を与える力を持っています。

私たちの日常の振る舞いや行動の一つ一つが、思いのほか相手の心に大きな影響を与えている事があります。
そしてそれは、ビジネスにおいても同じ。
そこには本業も副業も関係ありません。

お金を稼ぐ手段としての仕事ではなく、仕事を通じて「相手への思いやり」を表現することができると、それは自ずとお金に変わります。
感謝や笑顔には人々が喜んでお金を支払う価値があるからです。

起業家として持つべきマインドは、このような日常の中に根ざした思いやりから生まれるものです。

仕事を通じて相手に喜びや感謝を提供することで、私たち自身も成長し、企業も仲間も繁栄していくのではないでしょうか。

ビジネスも人間関係も、心の通い合う瞬間に価値が宿ります。
そして、その価値を創り出すのは、私たち一人ひとりの小さな行動や言葉、姿勢、心のあり方に他なりません。

これが起業家としての成功への鍵なのではないでしょうか。

さぁ！本日も目の前の方の笑顔の為に何ができるのか、まずは小さな事から共に実践してみましょう！

( 執筆：AO)