宮崎駿の名言：「世の中の大事なことってたいていめんどくさいんだよ」

皆様　おはようございます（＾＾）

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今日からまた１週間がスタート！

「めんどくさいな」「やる気が出ない…」なんて気持ちを抱えながら出勤している人も多いのではないでしょうか？ 情報過多の世の中には、「選べない大人」が増えているそうです。小さなことを自分で決めるにも「意思決定と責任」はつきものです。

最近、こんな記事も出てきました。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC066250W3A300C2000000/

ゾッとする人もいれば、ちょっとわかるかもしれませんし、共感する人もいるでしょう。特に大人は、生活のため、子どものため、家族のために働かなければなりません。仕事の目的はそれぞれ異なりますが、では人はなんのために働くのでしょうか？

寓話に学ぶ「人は何のために働くのか」

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寓話＜三人のレンガ職人＞

旅人が建築現場で作業をしている人に「何をしているのか」と質問しました。

一人目の作業員は「レンガを積んでいる」と答えました。
二人目の作業員は「壁を造っている」と答えました。
三人目の作業員は「大聖堂を造っている。神を讃えるためにね」と答えました。

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目の前の仕事の目的を考える二つの教訓

三人とも「レンガを積む」という同じ仕事をしていますが、質問に対する答えは異なります。
このお話から二つの教訓を考えてみましょう。

①できるだけ広く「目的と手段のつながり」をイメージして仕事をする

一人目の職人よりも二人目の職人、二人目の職人よりも三人目の職人の方が、有意義な仕事ができることは簡単に想像できます。
ドストエフスキーは、人間にとって最も恐ろしい罰は、「何ものも何もかも徹底的に無益で無意味な労働」を一生捧げることだと言いました。自分の仕事が持つ意味を十分に理解せずに働くことは無意味です。毎日が苦痛で拷問のように感じるかもしれません。「やりがい」を求めて転職する人が多いのもそのためです。

生き方も同じように考えられると思いませんか？
なぜ、自分は働いているのか、どこに向かっているのかを考えることは非常に重要です。

②自分の仕事は私の幸福や私たちの幸福にどうつながるのかを考える

哲学者のアリストテレスによれば、
「……のために」という目的の連鎖はすべて「なぜなら幸福になりたいから」という目的につながります。

たとえば、朝に洗面所で身だしなみを整えている会社員を考えてみましょう。
「何のために顔を洗ったり、髪をとかしたりするのか」
「会社に行くためだ」
「何のために会社へ行くのか」
「良い仕事をして結果を出すためだ」

このような問いかけの連鎖は「良い人生を送りたいためだ」となり、それは「幸福でありたいためだ」と同じことを意味します。

では、自分がしている仕事は、私の幸福や私たちの幸福とどうつながっているでしょうか？

ここからは、今日のテーマは、世界的なアニメ界の巨匠である「宮崎駿」監督の言葉をご紹介したいと思います。
NHKの「プロフェッショナル〜仕事の流儀」という番組で、宮崎監督は何度も「めんどくさい」という言葉を発しています。
（YouTubeにも動画がアップされていますよ）

「めんどくさいなあ」
「まことにめんどくさいよね」
「めんどくせえぞ」

宮崎監督ほどの巨匠が愚痴をこぼす姿に、成功者も私たち一般人も同じ思考や感情を持っていることに驚かれるでしょう。さらに宮崎監督はこんな言葉も述べています。

「めんどくさいっていう自分の気持ちとの戦いなんだよ」

実は、「めんどくさい」という言葉は達成感や幸福感、生きがいを生み出すきっかけにもなります。
この言葉には過度のストレスも含まれるかもしれませんが、脳科学的に見ると、このストレスは悪いものではないとされています。ストレスは心身を強化するために必要であり、達成感や幸福感、生きがいを生み出す要素となり得ます。実際、定年退職後も仕事を続ける人が健康でいられる統計があります。
適度なストレスがあるからこそであり、実際にはストレスは人間にとって必要なものです。

人はめんどくさいと感じた時に取る行動は2つです。
「めんどくさいからやらない」
「めんどくさいけどやる」

いかがでしょうか☺️
「めんどくさい」という言葉はネガティブに捉えられがちですが、あなたが「めんどくさいと思っていること」はあなたが大切だと思っていることでもあるのです。 
そして、「めんどくさい」は、達成感や幸福感、生きがいなどを生むきっかけともなります。

上手に「めんどくさい」と付き合いながら、
自分の働く意味、生きる意味を考えていきましょう😊👍