「情報社会の便利さと危険」

皆様おはようございます。

今や手の届くところに常に情報が溢れています。
何か知りたいことがあれば、SNSやインターネットで検索すれば答えが見つかります。

それは私たちの生活を大きく変え、便利にしていますが、その反面、この便利さに慣れ、依存してしまうと多くの危険も伴います。このような環境は、私たちに速やかな情報取得の機会を与える一方で、自分で考える時間を奪うことにも繋がります。

問題解決のプロセスで重要なのは、情報を自分の頭で考え、自分なりの解釈を加えながら行動することです。

しかし、情報社会に慣れ、考えることをやめてしまうと、すぐに結果を求めるようになったり、他人の正解が自分の正解だと思い込んだり、結果を先に知らないと行動できないなど、「経験」というとても大切なプロセスが省略されがちになります。

インターネット上で得た情報は、表面的な理解でしかなく、それに満足してしまうと実際に体験する機会を失います。知識と体験は異なるものであり、知識だけでは得られない深い理解や感動が実体験にはあります。

経験や体験がなければ、自分で判断し決断する力も弱くなってしまいます。

自分自身で判断、決断する経験自体が減り、判断力を他人や情報に依存することで安心感を得ようとするようになってしまいます。