【選ぶ力──情報を見極める目を育てる】

皆さま、おはようございます。

梅雨の季節に入りましたね。紫陽花がしっとりと色づくこの時期、自然のリズムに包まれながら、改めて私たちの社会の「流れ」にも目を向けたくなります。
情報があふれる今の時代、私たち大人も子どもたちも、“知る”ことと“見極める”ことの間に立たされています。

■ それは偶然じゃなかった──“金融奴隷制度”という構造

「なんだか毎月お金が足りない」
「働いても働いても、ゆとりがない」
そんな実感の奥にある“構造”を、私たちはどこまで知っているでしょうか？

いま私たちが生きている社会には、知らず知らずのうちに“お金に縛られる仕組み”があります。
働いて、税金を納め、ローンを組み、利息を払い続ける…
これは決して自然発生的なライフスタイルではなく、“金融奴隷制度”とも呼ばれる構造の中で生み出されたもの。

この真実に気づけるかどうかで、未来の選択肢はまるで違ってきます。

■ 見抜く力は、選ぶ力

情報にあふれた社会で、本当のことは見えにくくなっています。
広告、ニュース、SNS、教育──私たちが毎日目にしているものの中には、
「誰かにとって都合の良い真実」しか描かれていないものも少なくありません。

だからこそ、子どもたちには「何を信じるか」を自分で選ぶ目を育ててほしい。
そして、大人である私たちも、まずは“知ることを恐れない姿勢”を持つことが必要だと思うのです。

■ 知った先には、動ける自分がいる

本当のことを知ると、最初はショックを受けるかもしれません。
でも、“知る”ことはゴールではなく、“動く”ことの始まり。

・情報を選ぶ
・お金の使い道を選ぶ
・学び方を選ぶ
・生き方を選ぶ

こうしたすべての選択が、“金融奴隷”ではなく“自分の人生”を生きるための力になります。
そしてそれは、今を生きる大人たちが「動く」ことで、次の世代にも自然と伝わっていくのだと思います。

■ 世代を超えて「知る・選ぶ・動く」へ

未来をつくる力は、いつだって“知ること”からはじまる。

子どもたちに伝えるためには、まず大人自身が気づき、学び、変化していくことが大切です。
“選ぶ力”とは、言い換えれば“生き方を問う力”。
この力を、世代を超えて育てていきたい。
私たちの小さな行動が、未来を自由にする鍵になると信じています。