
【秋分の日に寄せて 自然とご先祖様から学ぶ未来の道しるべ】
皆さま、おはようございます。
9月23日、明日は「秋分の日」です。昼と夜の長さがほぼ等しくなるこの日は、古くから日本人にとって大切な節目として受け継がれてきました。彼岸の中日でもあるこの日に、私たちは自然のリズムと調和し、ご先祖様に感謝を捧げ、自らの生き方を見つめ直す時間を機会でもあります。
現代の私たちは、スマートフォンやインターネットを通して世界中の出来事を瞬時に知ることができ、生活はかつてないほど便利になっています。けれども、太陽や月の動き、季節の移ろいに心を寄せる習慣は、少しずつ薄れつつあるようにも感じます。だからこそ、この秋分の日は「自然に還る」「ご先祖を想う」「未来を託す」という三つのテーマをあらためて意識するよい機会となるのではないでしょうか。
自然のリズムに身をゆだねるということ
秋分の日は、昼と夜の時間がほぼ等しくなる日です。
これは単なる天文学的な現象ではなく、古来の人々にとっては「自然界のバランスが整う日」として大切にされてきました。春分と秋分を結ぶこの節目は、太陽の動きとともに暦を刻んできた日本人の暮らしに、深い意味を持っていたのです。
たとえば、稲作を中心とした農耕文化では、この時期はちょうど収穫の季節にあたります。黄金色の稲穂を刈り取り、自然の恵みに感謝を捧げる。その営みは、自然のリズムに従って生きることのありがたさを教えてくれます。
私たち現代人も、便利さの中に身を置きながら、時に自然のリズムに意識を向けてみる必要があります。
朝日を浴びて深呼吸する。夕暮れの空を見上げて今日を振り返る。そんな些細な習慣が、自分の心身のバランスを整え、忙しさの中で忘れがちな「今ここに生きている」という実感を取り戻させてくれるのです。
ご先祖様への感謝と「つながり」を思い出す
秋分の日は「彼岸の中日」でもあります。お墓参りをするご家庭も多いのではないでしょうか。彼岸とは「此岸(しがん=私たちが生きる世界)」と「彼岸(ひがん=悟りの世界)」がもっとも通じやすいとされる期間です。
仏教の教えでは、春分と秋分は太陽が真東から昇り真西に沈むため、西方極楽浄土と最もつながりやすい日だと考えられてきました。つまり、秋分の日は「ご先祖様と心を通わせる日」でもあるのです。
私自身、祖母から「戦時中は遊ぶことも、学ぶことも自由にはできなかった」と聞いたことがあります。母は戦後生まれで、当たり前のように学校に通い、挑戦できる環境に育ちました。その母がよく言っていたのは、「自分たちの世代は恵まれている。だからこそ、その恵みに感謝して生きなさい」という言葉です。
ご先祖様が苦難を乗り越えてくれたからこそ、今の私たちが平和に学び、働き、夢を描ける。この「つながり」を忘れないことは、現代を生きる私たちにとって大切な姿勢です。秋分の日にご先祖様へ感謝を捧げることは、単なる儀式ではなく「生きる意味」を確認する時間なのです。
次世代に伝えるべき「選択する力」
では、私たちがこの節目に次世代へ伝えるべきものは何でしょうか。
私は「選択する力」だと考えます。
情報があふれる現代において、子どもたちは膨大な選択肢の中に生きています。進路、職業、ライフスタイル、価値観――。どれを選んでも自由である反面、「選べない」「迷う」ことに苦しむ子どもも少なくありません。
だからこそ、親や大人たちができるのは、正解を押しつけることではなく「選び取る力を育てること」です。
たとえばお小遣いの使い方ひとつでもそうです。欲しいものをすぐ買うのか、我慢して貯めるのか。どちらが良い悪いではなく、その選択の背景にある考え方を大切にする。お金の管理を通して、子どもは「優先順位を決める」「将来を見据える」感覚を育てていきます。
また、自然のリズムに沿って「今日は休む」「今日は挑戦する」と心身を調えることも、自分で選択する力につながります。秋分の日という節目に「自然は今、バランスを整えている」と知れば、自分自身のバランスも見直せるでしょう。
未来を生きる次世代リーダーに必要なのは、情報に流されず、自分の軸で選び取る力。その力を養う土壌を、私たち大人が用意してあげたいのです。
秋分の日から始まる「未来への循環」
秋分の日は、自然と調和し、ご先祖に感謝を伝え、自分自身を整える日。
そして同時に、未来を担う子どもたちへ何を手渡すのかを考える日でもあります。
私たちが先人から受け取った「平和」「挑戦できる自由」「自然と共に生きる知恵」を、次の世代に渡す。その循環が続くことで、社会はより持続的で希望に満ちたものになっていきます。
今日、ぜひ空を見上げてみてください。昼と夜が等しく交わるこの日に、自然のリズムは私たちに「バランスの大切さ」を教えてくれます。そして心を静かにご先祖様に向け、「ありがとう」とつぶやいてみてください。その一言が、自分の生き方を深め、子どもたちの未来へと光を投げかけることになるでしょう。
秋分の日に改めて誓いたいのは――
「私たちはつながりの中に生きている」という事実。
自然と、人と、歴史と。
そのつながりを糧に、これからの一歩を踏み出していきましょう。
シンガポール発
🐲APC Dragon 女性金龍隊
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