用語解説 (雇用統計)
朝の金融情報(2023/3/7)
おはようございます。
本日は金融・経済・投資に関する用語を解説します。
●雇用統計
雇用統計とは、労働市場における雇用状況を表す指標です。
アメリカ合衆国労働省が毎月発表しており、非農業部門雇用者数や失業率などが含まれています。
具体的には以下のような指標があります。
非農業部門雇用者数:非農業部門で働く人の数を表します。この指標は、雇用状況のトレンドを把握するための重要な指標であり、景気の動向を示す指標の1つです。
失業率:労働力人口に占める失業者の割合を示します。この指標は、景気の健全性や労働市場の状況を把握するために用いられます。
平均時給:非農業部門の労働者の1時間あたりの平均賃金を示します。この指標は、労働市場の賃金水準を把握するために用いられます。
労働参加率:労働力人口に占める就業者の割合を示します。この指標は、労働市場における労働力の動向を把握するために用いられます。
これらの指標は、経済や労働市場の状況を把握するために重要な役割を果たしています。
一般的に、非農業部門雇用者数が増加し、失業率が低下すると、景気が好調であることが示唆されます。
一方で、失業率が上昇し、非農業部門雇用者数が減少すると、景気が悪化している可能性があります。
しかし、景気が好調過ぎるとインフレになることがあり、昨年より米国はこのような状態となっています。
このインフレを抑制するために金利の引き上げを行っています。
金利の引き上げは、その国の通貨高、株安傾向を招くので、投資家にとっては悩ましいかもしれません。
大事な指標の一つなので、押さえておきましょう。
本日も頑張っていきましょう!
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