用語解説 (REIT)
朝の金融情報(2023/3/28)
おはようございます。
本日は金融投資に関する用語を解説します。
●REIT
REITとは、「Real Estate Investment Trust」の略称。不動産投資信託とも呼ばれます。
投資信託のように、投資家から集めた資金を使って不動産投資を行い、その不動産から得られるキャッシュフロー(賃料収入等)を投資家に分配するしくみのことです。
REITというのは米国における表記であり、日本で取引されているREITをJ-REIT(ジェイ・リート)と呼びます。
REITには、投資信託(契約型)と投資法人(会社型)の二種類があります。
日本では、証券取引所に上場して株式と同様に売買できるREITは後者の「投資法人(会社型)」となっています。
以下が契約型と会社型の違いです。
●契約型
契約型の投資信託というのは、ファンドの委託会社である運用会社と受託者(信託銀行)との間で締結される信託契約から生じた受益権を細分化した受益証券を、投資家が購入するという形式の投資信託です。
現在設定されている投資信託の多くがこの契約型の投資信託です。
●会社型
会社型の投資信託は、投資法人を設立し、その投資法人が発行する投資口を投資家が購入するという形式をとります。
東京証券取引所に上場されている不動産投資信託(J-REIT)、カントリーファンド、ベンチャーファンドなどに会社型の投資信託が見られます。
注意点として、不動産投資よりボラティリティが高いことと、REITを運営している不動産投資法人が倒産してしまうと払い戻しはありますが、減額などの可能性もあります。
本日も頑張っていきましょう!
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