用語解説 (ポンジ・スキーム)
朝の金融情報(2023/6/6)
おはようございます。
本日は金融投資に関する用語を解説します。
●ポンジ・スキーム
ポンジ・スキームとは、アメリカで天才詐欺師といわれた、チャールズ・ポンジがその名の由来となっています。
出資を募り、運用益を配当金として支払うと言って資金を集め、実際の運用はせずに、新しい出資者からの出資金を配当金として支払いながら(自転車操業)、破綻することを前提にお金を騙し取る手法です。
下記のような事例にはご注意下さい。
・少額からでき、配当を毎月支払うと約束
初めは少額でも配当金と呼ばれるものが支払われると安心して、大量の資金を出資するが最後、支払われなくなるケースがあります。
・高利回り運用での勧誘
日利1%など現実離れした高利回り提示するものが特徴としてあります。
・高額な紹介料
紹介者に紹介料を支払っていることが多いです。
被害者でありながら、詐欺の片棒を担ぐことで加害者になってしまいます。
その報酬を出して、事業がしっかりと回るかなどを見分けることが大切です。
ポンジ・スキームの被害に遭ったら、お金が戻ってくることはほとんどありません。
出資する前に事前調査(金融庁のHP、事業元の情報チェックなど)を行うことが大事です。
大切な自身の資産、友人の資産や信頼を守っていきたいですね。
本日も頑張っていきましょう!
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