【やり抜く力】

皆様おはようございます。

突然ですが、皆様全力で打ち込んでいるものはありますか？
仕事、趣味、スポーツなど様々な打ち込むほど楽しくなるものが世の中には多くございます。

本日は、やり抜く力の重要性について考えていきたいと思います。

 

多くの人は、普段の生活をしている中で壁に当たることが何度もあるかと思います。
そして、私たちはしばしば自分自身の甘さに直面することが多いです。
人間は本能的に楽を求め、厳しい自己管理を避ける傾向にあります。

例えば、毎日たった5分間のダイエットを1年間続けるという目標を立てたとしても、実際にそれを達成できる人は少ないのが現実です。
たった5分であっても、自分で決めたことを達成できないことに、多くの人が直面します。

しかし、達成できなかったからといって落ち込む必要はありません。
『こんな事もできないのか…』と自分を責めるより『できないのが普通なのだから、どうすればできるようになるのか』という所に焦点をあて、思考を切り替える方が、達成はより現実的になります。

 

最初から完璧に自己管理できる人はほとんどいません。
自分で自分をコントロールすることは、非常に難しい課題なのです。
まずは『できない』という事実を受け入れること、そして今の自分の現状を『素直に認める』ことが、最初の一歩になります。

 

では、具体的にどうすれば良いのでしょうか？

 

重要なのは、『できる環境』を整えることです。
自己制御の難しさを理解し、それを補助するための工夫を凝らすことが大切です。

例えば、ダイエットであれば目に見えるところにトレーニング用具を置く、リマインダーを設定する、友人や家族と約束をするなど、環境やシステムを自分の味方につけることが重要です。

自分の中だけでなく、目標を公言するなど自分へのプレッシャーを少し与えるだけでも、日々の姿勢は大きく変化します。

 

そして、もうひとつ大事なポイントは、具体的なゴールを設定する事です。
ダイエットなら『いつまで』に『○○kgにする』といった具体的なゴールを設定するのです。

ゴールの見えない目標へ向かう事は精神的にも負担になり、継続への障害になったり、ダラダラとしてしまう思考に陥りやすくなります。

しかし、ゴールを明確になることで、目標達成までの道のりを想像しやすくなり、確実に1歩ずつ進んでいるという達成感も生まれ、楽しく継続することができます。

 

私自身、学生時代は全くお金の管理ができず、貯金したいなぁ…と言いながら、毎月のバイト代はいつの間にか好きなことに全部使ってしまい、全く貯金ができませんでした。しかし、夢ができ、それを叶える為に本当に貯金しよう！と決めた時、まず初めにやったのがバイト先のマスターへの相談でした。『管理する自信がないので、毎月給与天引きで○万円ずつ貯金して預かってもらえませんか！夢の為にこの日までに○○万円絶対に貯めたいんです！』とお願いしたのです。

家族だと私自身に甘えが出てしまい、貯金を引き出してと言いそうだなと感じたからです。
もちろん、マスターとの信頼関係があったからこそできたことではありますが、『絶対に達成したい』と思っていた私は、人の力を借りる事にしたのです。

そして、ゴールとして設定した日、目標額以上の金額を貯める事に成功しました。

自分で決めたことをやり抜く力は、『やめる判断』にも大きな影響を与えます。